この風のむこうから… 今日も、のほとけの囁きが聞こえてきます… 

防野宗和の「のほとけの散歩道」へ、ようこそ!!

書と舞台と色々と

石童丸ものがたり

書も舞台も大変…。でも、面白い!!

 たった独りぼっちで制作する書とは違って、数十人で創り上げていく舞台の面白さに、ハマってしまったワタクシ…。
 創作ふるさとオペラ・石童丸ものがたりや、スペイン喜歌劇・アルカンタラの医者での舞台美術や舞台監督がライフワークになって…。
 その舞台音楽というものが、書の創作活動に役立っている。書は線質と空間、そしてリズムだろうと…。

 といいながら、自分で 1からオペラをつくってみようと思いたった。もちろん一人で出来るわけもなく、いろんな方々の協力を得て、そう 3年の歳月をかけてようやく今スタートラインに立てたか…な…。

 で、物語は、平重盛の妹・徳子に仕えた横笛という若き女性と、平重盛の家臣・斉藤時頼(後の滝口入道、更に高野山大圓院・第八世住職となり、阿浄と称して高野の聖と呼ばれた)の悲恋物語。舞台は、京都の平清盛の屋敷で行われた桜の宴から、かつらぎは天野の里、そして高野山へと移り、悲しき横笛の恋の幕が下りる。---創作オペラ・横笛の詩--

でも、私の原点は書。のほとけの散歩道からなる絵添え文や、墨象による作品展を仲間と共に展開していきます。

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大盛況でした 「創作ふるさとオペラ・石童丸ものがたり」河内長野公演。
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ふるさとオペラ石童丸ものがたり/デザイン・防野宗和

石童丸ものがたり/あらすじ
苅萱道心は、もと加藤左衛門繁氏といい平安末期(十二世紀後半)筑紫の国(福岡県)の領主でした。繁氏は、妻桂子と共に、平穏に暮らしておりましたが、父の旧友朽木尚光の遺児千里の不幸な境遇に同情し、自分の館に引きとったことからこの悲劇が始まりました。
あるとき、表面は仲睦まじい二人の女性の本心を見抜いた繁氏は、わが身の罪の深さに驚き、家も地位も捨てて京都に上り、はじめは法然上人の弟子になりました。その後高野山に登り、蓮花谷に庵をむすび、苅萱道心と称して、修行の生活に入りました。繁氏の出家直後、千里が一子を出産しましたが、その子には父の幼名をとって石童丸と名付けました。
石童丸が十四歳になったとき、繁氏が高野山で出家しているという噂を耳にし、まだ見ぬ父に会いたい一心から、母と共に高野をめざして旅立ちました。

やがて、河内長野の宿にたどり着いた二人は、 ♪ 二上 葛城  金剛岩湧 山ふところに抱かれて… ♪ すだれにつまようじ 松明屋のちまき… ♪ また 観心寺 金剛寺 弘法大師ゆかりの古刹… と、父に想いを馳せながら高野へと急ぎました。
                〜〜〜〜〜
ようやく山麓学文路の宿までたどりつきましたが、そこには「女人禁制」というきびしい山の掟がたちふさがっていました。
石童丸は、母を宿に残し、一人で山に登って父の行方をたずね歩きました。たまたま「無明の橋」の上で一人の僧と会いました。
石童丸の話しを聞いた僧の顔色が、一瞬変わりました。この僧こそ、苅萱道心その人だったのです。
しかし、浮世を捨てて仏道にはげむ繁氏には、親と名乗ることも許されず、「そなたのたずねる人は、すでにこの世の人ではありません」といつわって、石童丸を母のもとへ帰しました。
学文路に戻った石童丸を待っていたのは、母千里がわが子の帰りを待ちわびつつ、急病で亡くなったという悲しい知らせでした。
悲しみにうちひしがれた石童丸は、再び高野に戻って苅萱道心の弟子となりましたが、生涯、父子の名乗りをすることはありませんでした。

次は、第15回公演。いつになるか楽しみだ。

河内長野公演から2年半、楽しみにしていた第15回 石童丸ものがたりを上演することができました。下記よりご入場下さい。(24.9.22 更新)
●第15回 石堂丸ものがたり高野山公演 H24年9月22日(土)

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初めての舞台監督作品でした。 「スペイン喜歌劇・アルカンタラの医者」
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2008年アルカンタラの医者/デザイン・防野宗和

アルカンタラの医者/あらすじ
金満家のバルタザルの一人息子カルロスは、医師パラセルサスの娘イサベラと、かねてから相愛の仲だった。
ある夜、バルコニーの下から聞こえたセレナーデを、医師の妻ルクレチア、その娘イサベラ、そして女中のイネズが、自分だけの為に歌われたと思い込む。
歌の主はカルロス。そのカルロスがイサベラに逢いたいばかりに医師の邸宅に忍び込むが…。医師パラセルサス、女中のイネズが、そのカルロスを誤って殺してしまったと勘違い。コミカルに進んで行くスペインの物語り。その結末は…。

初めてオペラに関わったのが、'04年に橋本市民会館で公演されたこの作品。

当時、はしもとしふるさとオペラ代表の澤村テル先生から、窓から見たスペインの風景を描いて欲しいとの事からで、音楽に特別興味をもたなかった私は、一度お断りをしたものの再度ご連絡をいただき、先生の音楽教室にお伺いしたところ台本を渡されて…。この作品以降、石童丸ものがたりにも関わる事に。
初演のアルカンタラの医者から 4年半後の2008年12月に、かつらぎ総合文化会館で再演する事に。たまたま12月の公演ということもあり、原作をクリスマスの話しに書き換え、スペインが舞台でありながら地元かつらぎの特産等を取り入れ、その企画を教育委員会に持ち込んだ。
舞台に関わったばかりの素人同然の私が再演を思いたったのは、澤村先生が発した一言。「一回きりで終わるのはもったいない…」

私の舞台デザイン

キャスト・スタッフ・関係者

公演にあたり色々な方々にお世話になりました。

とりわけ、私がデザインした舞台イメージを関西で活躍する舞台美術家・竹内志朗先生が、行政と民間が協力しあって舞台をつくるという事に感銘いただき、急遽ご協力を願えた。
公演が決まってからの準備、特に舞台装置作りには教育委員会の皆さまにお世話になりました。一ヶ月に及ぶ装置制作では、舞台袖で黙々と作業をしてくださった中瀬課長、それに和田・表谷の両氏、これがきっかけで立ち上がったステージアート講座受講者の皆さんには頭が下がりました。
勿論、指揮・演奏・キャスト・スタッフの皆さんに感謝です。

このころ既に、横笛の唄の構想が膨らんで…

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 で、和製オペラを創ろうと思いたって…「横笛の詩」を つ ・く ・る。
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横笛の唄イメージ/イラスト・防野宗和

地元に纏わる話しをオペラにしたいと画策していた頃、私の絵添え文教室に通ってらっしゃる生徒さんが、こんな伝承話しがありますよ…と教えてくれた。
地元かつらぎ町に伝わる民話を編纂し、町の各家庭に配布された本を迂闊にも知らなかった。早速一読、京都で物語りが始まり、かつらぎ・高野山へと横笛の悲恋の物語が続く。これだと思い、横笛が病で倒れ、哀れんだ村人が建てたという石碑のある、かつらぎ町天野■高野山と共に世界遺産に登録■のその墓前で誓った。必ず貴女の事を舞台にします…。と。
一年近くかけて、四つのシーンからなるストーリーを作り、調べた資料と共に脚本にするために、和歌山市で劇団ZEROを主宰する島田忠氏を訪ねた。のち、原案がまとまり、それをベースに演出と共に話しを更に広げていきましょうと…。
指揮の河田早紀氏曰く、同じやるなら後々に残せる様なにしましょうヨ…。
河田氏とは、先の2004年のアルカンタラの医者からのお付き合いで、横笛の詩でも色々協力いただき、指揮・音楽指導等もお願いしている。

アルカンタラの医者の公演の後、今回も、かつらぎ総合文化会館主催事業としてこの企画を持ち込んだ。あれから3年、ようやく具体化しつつある。2012年が、かつらぎ総合文化会館設立20周年。その記念事業として、横笛の詩の公演が決まった。
いざ決まってしまうと不安が先立つが、ここまできたらヤルッキャナイ!!
2010年度中に脚本と作曲を。2011年度中には出演者を決定し練習に入りたい。そして、2012年度には旨い酒が呑めますように…。
近いうちに、この欄に公演日程の詳細が記載出来るよう、ガンバラナイト^^。

天野の里「横笛の恋塚」の前で舞台化を誓ってから6年

2012年12月9日(日)、ようやく紀州かつらぎふるさとオペラ「横笛の詩」の公演が実現しました。
会場イッパイにお運びいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
また、関係各位、スタッフ・キャストの皆さん本当にありがとうございました。

6年越しの夢・公演の様子はこちら→ 2012.12.9「横笛の詩」
第2回公演はこちら→ 2015.3.22「横笛の詩」

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紀州かつらぎふるさとオペラ「横笛の詩」合唱出演者募集!! 2011年10月1日

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かつらぎ総合文化会館(和歌山県伊都郡かつらぎ町)は、平成24年度に開館20周年を迎え、その20周年を記念して、かつらぎ町に伝わる民話『横笛』を、創作ふるさとオペラ・横笛の詩として、2012年12月9日(予定)にかつらぎ総合文化会館大ホールにて上演します。
上演にあたり、多くの皆様のご協力をいただき、合唱に参加いただける方を募集しています。
※募集人数/男女30名程度(書類選考を行い、結果をご本人に送付します。)
※応募条件/練習や活動に熱心に参加される方。ふるさとオペラ『横笛の詩』事業の広報、集客に協力してくださる方。
※練習場所/かつらぎ総合文化会館
プロの音楽家の指導を受けていただけます。興味のある方は是非ご参加下さい。そして素晴らしい舞台を創りましょう。
●第一次募集は、かつらぎ町在住の方を中心に、H.23年10月末日まで募集。
●第二次募集は、かつらぎ町外の方を中心に、H.23年11月25日まで募集しています。
※募集期間内でも定員になり次第〆切る場合があります。ご了承ください。

※詳しい内容は下記よりダウンロードしていただけます。(pdf)
横笛の詩・合唱出演者募集チラシ-表「横笛の詩」あらすじ 
横笛の詩・合唱出演者募集チラシ-裏「横笛の詩」募集要項と申し込み用紙 

募集は締め切りました。多数の応募ありがとうございました。(H.23年11月25日)
                    (横笛の詩製作委員会・委員長 防野宗和)

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