この風のむこうから… 今日も、のほとけの囁きが聞こえてきます… 

防野宗和の「のほとけの散歩道」へ、ようこそ!!

石童丸ものがたり概要はこちら。

石堂丸ものがたり「高野山公演」
■2012年9月22日(土・祝)開場2:00 開演2:30 ■高野山大学 松下講堂黎明館
助成:平成24年度 和歌山県文化振興補助事業 高野山学特別講座補助事業
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

高野山公演

原作/学文路 苅萱堂
脚本・監修/鵜山 仁 作曲/車川知寿子
はしもとしふるさとオペラ代表/澤村テル

■キャスト■
苅萱道心/福井雅志 石 童 丸 /中西善子
千里御前/山本弥生 与次兵衛/井本正彦
お 鶴 /片野由紀子 お 亀 /福本陽子
参詣人/石井敏明 田中秀樹 丹生一洋
 中岡孝成 下ノ上文和 井本正也
 谷口哲也 額田陽子 南 実津子
 松山 恵 岡田順子

おてる/澤村テル

指 揮/河田早紀
語 り/松田咏子
音楽指導/小笹山紀子
エレクトーン/溝上絢香・松山知世
練習スタッフ/土生保子
舞台監督/防野宗和
音 響/須川由樹 照 明/福井邦夫
着付・ヘアメイク/那須厚子(オーベルきものスタイリスト学院) 衣 裳/スタジオゆうすけ 子供衣裳/車川知嘉子
企 画/小嶋彩子

■主 催/はしもとしふるさとオペラ(橋本市古佐田1-1-16 TEL.0736-32-1395)
■後 援/和歌山県・高野山学運営委員会(高野町 総本山金剛峯寺 高野山大学 高野町教育委員会)・橋本市・橋本市教育委員会・(財)橋本市文化スポーツ振興公社・橋本市文化協会・橋本市音楽協会・橋本市国際親善協会・橋本ユネスコ協会・高野山ロータリークラブ・橋本ロータリークラブ・伊都高野山ライオンズクラブ・橋本ライオンズクラブ・PPMこうやぐち・学文路苅萱堂保存会

石堂丸イラスト

 ものがたり
 苅萱道心は、もと加藤左衛門繁氏といい、平安末期(十二世紀後半)、筑紫の国(福岡県)の領主でした。
 繁氏は、妻 桂子と共に、平穏に暮らしておりましたが、父の旧友朽木尚光の遺児千里の不幸な境遇に同情し、自分の館に引きとったことからこの悲劇が始まりました。
 あるとき、表面は仲睦まじい二人の女性の本心を見抜いた繁氏は、わが身の罪の深さに驚き、家も地位も捨てて京都に上り、はじめは法然上人の弟子になりました。
 その後高野山に登り、蓮花谷に庵をむすび、苅萱道心と称して、修行の生活に入りました。
 繁氏の出家直後、千里が一子を出産しましたが、その子には父の幼名をとって石童丸と名付けました。
 石童丸が十四歳になったとき、繁氏が高野山で出家しているという噂を耳にし、まだ見ぬ父に会いたい一心から、母と共に高野をめざして旅立ちました。
 ようやく山麓学文路の宿までたどりつきましたが、そこには『女人禁制』というきびしい山の掟がたちふさがっていました。
 石童丸は、母を宿に残し、一人で山に登って父の行方をたずね歩きました。たまたま「無明の橋」の上で、一人の僧と会いました。
 石童丸の話しを聞いた僧の顔色が、一瞬変わりました。
 この僧こそ、苅萱道心その人だったのです。
 しかし、浮世を捨てて仏道にはげむ繁氏には、親と名乗ることも許されず、 「そなたのたずねる人は、すでにこの世の人ではありません」といつわって、石童丸を母のもとへ帰しました。
 学文路に戻った石童丸を待っていたのは、母 千里がわが子の帰りを 待ちわびつつ、急病で亡くなったという悲しい知らせでした。
 悲しみにうちひしがれた石童丸は、再び高野に戻って苅萱道心の弟子となりましたが、生涯、父子の名乗りをすることはありませんでした。

 

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

防野宗和の「のほとけ(野仏)の散歩道」絵と書と邏/のほとけと絵添え文